下水道施設のステップ取替え
ツインドリル工法は、下水道施設のマンホールなどのステップを
取替える工法です。本工法は、並列に装着されている2台の電動
ドリルによってステップ取付け孔を左右同時に削孔し、その孔に
止水スリーブ及び樹脂系接着剤を含浸させたスポンジを用いて
更新するステップを挿入して接着固定する工法です。削孔箇所
からの地下水などの流入は、止水スリーブにて止水します。
■本工法を採用した際の効果・メリット
@振動、騒音、粉塵が少なく、作業環境が向上する。
Aステップ取付け孔一対(2箇所)の形状及び間隔を
正確に施工できる。
B削孔時間が5分程度と短いので工期短縮が図られ
経費削減ともなる。
C止水スリーブは、0.05MPaの外水圧に耐えられるので、
削孔内がクリアな状態で接着できる。
Dステップの引抜き強度は、24時間後5.0KN(500Kg)
以上の強度がある。
E特殊人孔、ボックスカルバート、護岸擁壁等にも施工
は可能である。
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